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高齢になってからの結婚・再婚は関係者に様々な影響を与える可能性があります。
さて先日、中高年の方の結婚・再婚についての特集に関して
NHKからの取材申し込みがあり、
お断りしたものの番組は拝見したとのお話をしました(そのブログの記事はこちら)。
番組の中で中高年の方の結婚や再婚については、
子供や世間体の問題もあるが最大の問題が財産の問題であるとされていました。
中高年の方の場合、子が相続人として存在していることがあるため
新しい配偶者との間で相続争いになりやすいとか、
すでに協力して財産を形成していく段階でないことが多いので、
今ある財産をどう使うのかという点で揉める危険があるなどと紹介されていました。
うーん、①結婚=入籍という形にこだわると相続の問題が発生しやすく、
②入籍しないパートナー関係にとどめて財産の話を一切しないとすると
共に寄りそって生涯を過ごすという一体感・安心感に欠けてしまう、
ということなのかなぁ、と若輩の私なりに推測しました
そこでまず②の場合にどう財産の話をするかということですが、
例えば、不動産など分割困難な財産については戸籍上の相続人に相続させ、
現金や保険など分割が容易な財産についてはパートナーにも一定の割合で
相続させるような遺言を用意する、という手段があります(と紹介されていました)。
仮に不動産が複数あって戸籍上の相続人の理解が得られるのなら
そのうちの一つをパートナーに相続させても良いかもしれません。
確かにこのようにすれば子供や親族の了解も得られやすく、
2人の一体感も高めることができそうですね
では①の場合にどうするか・・・は、また次の機会にお話しします。
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